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2004年 10月 25日
採卵翌日の受精確認では、1つのみと言うことだった。
その翌日(採卵から2日目)移植日の朝、分割の確認をし、予定通り移植できるかを再度確認する。 丸1日仕事が休めなかったので、一仕事終えた9時半に朝食を買いがてら席を離れ外に出た。 朝食をとり、移植3時間前までに、軽く食べておくように指示がでているのだ。 つまり、丁度私の朝食タイムにあたる。 それに、正直、仕事どころではない・・・。 1つしか受精しなかったということは、変性卵ではなかったものの、あまり良い卵でもないのかと思い、恐る恐る分割してるか訊ねた。 4分割し4細胞期胚となったので、予定通り移植です。1時に受付するように指示され、代金の用意も言われた。 なんと2回目とカウントされ、ディスカウントされてた! (今の病院は、回数によって減額されるシステムになっている。) そして、なんとなんと・・・おまけがついてきた! 昨日受精しなかったといわれた2個の卵も、観察を続けていたら受精は確認できたという。 なので、もしかしたら・・・それも移植できるようになるかもしれないと!!! 期待しないで、来てください。あくまでも、戻す予定は1つです。といわれた。 おーいぃ、受精は一つというから、何個戻すかは改めて会議開いてないぃぃ。 ま、もともと状況に応じて2つまでと話していたが・・・。 朝食を食べつつ旦那に現状報告を入れ、残りの仕事を片付けた。 お昼は食べれないが、余計に長く会社にも居たくないので、病院のある駅にあるデパートの化粧品カウンターに寄る事にした。 お金も下ろさないと・・・。カード払いにして欲しいところだが・・・まー仕方ない。 指定受付時間丁度に、病院に入る。 培養士さんからの説明を待つが、ちーとも名前を呼ばれない。 採卵も一番最後だったから、移植も遅いと思っていたが、受付指定時間が早い人と同じだったので、そんなに遅いとは思わなかったのだ。 漸く、名前を呼ばれたように思ったので、「はい!」と元気よく返事をして、小部屋へ。 「○○XX子さんですね?」 「・・・・・!あ!下の名前が一緒だけど、私じゃないです。間違えましたすみません。」と出ようとしたら、 「あ!いいよ。なら先に説明するから。えーと名前は?」 「△△XX子です。」と大ボケをかましでしまいました。 で、いざ!!! 「前核期の状態は確認できたので、移植までの間に2分割したら、2つとも戻したいと考えます。」 受精のタイミングがズレたのか、分割速度が遅いだけか、それは解からない。 ただ、このままだとグレード評価はかなり悪くなるので、恐らく妊娠には至らない胚だと考える。 後は、私の年齢。それに、1度目のISCI-ETでは、hcgが0でかすりもしなかった事。 色々考慮しても、もともと予定の1つと併せて3つ移植しても、多胎になる確率はかなり低いと判断する。 もし、着床出来るような胚と判断すれば、戻したいといわれても1つだけとするが、今回はそうでない。 (病院の原則は、4細胞期移植なら2つまで、胚盤胞なら1つらしい。) また、移植時までに2分割するかも、今のところ解からない。 朝の電話から、予測していなかった訳ではない。 いくつかのパターンは想定していたので、いくつか質問した。 私達夫婦としては、2つまでは戻せるなら戻そうと考えていた。 ただ、このまま捨てるのは・・・ この2つのうちの1つを凍結しても、融解した時に駄目になりそうなこと。 凍結にいたる胚にまで育たないだろうと予測する事。 であるから、それまでの費用も、意味が無いだろ事。 であれば、移植する方に価値を見出す事。 そのような胚を戻すして、もともとの1つに与える影響は無いのかが最大の疑問であったが、 それは無いという。 ただ、多胎の可能性が0なわけではない。 移植数が1つでも2つでも3つでも、着床率(妊娠率)が上がるわけではない事。 でもでもだ。。。。 分割していなければ、そこでストップしたものとして、私の中で葬ることができる。 でも、分割してたら・・・そのまま廃棄とするのか・・・。 そうならば、2つのうちどちらを捨てるのか。 グレードの低い方?たったそれだけの理由で、捨て去るのか。 多胎のリスクを天秤に掛ける。 私の気持ちは、3つに傾いていた。 今日の移植は、やはり私が最後だという。 それまで、1時間は時間がある。 旦那に再び連絡を取ったが、最終決定は私に託された。 手術室に入り、台に上がる。消毒されながら、モニターを見る。 2つとも、分割してる。 耳元で改めて、問題の2つも戻せる状態だから、3つ移植でいいか念押しされる。 私は、頷いた。小さく「はい」と言いながら・・・。 捨てられないし、選べない・・・。覚悟を、決めた・・・。決めたつもりになった。 まず、その2分割達とが吸われる、そして4分割の胚も。 その間に私の股の間では、エコーが入り内膜チェック。 「10ミリ:good!」(今日は女性のチャイニーズの先生)と聞こえ、次にカテーテルの挿入。 エコー用モニターでカテーテルの進入具合を、看護士さんと確認し、準備が整う。 「4細胞1つ、2細胞2つ、3つ移植します。」の声があり、いざ注入。 先生自ら、私の耳元でエコーを指しながら説明してくれ、移植瞬間のエコー写真、移植直前の胚の写真を手渡さた。 ベットで安静にしている間に、各グレード及び精液の結果が記入された用紙とデュファストンを貰い、30分後出血もなく終了した。 私のお腹には、【3つ】の胚。 どうなるだろうか・・・。
by a_stray_cat
| 2004-10-25 23:19
| 治療経過
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